レンジャーズがA・ガルシア外野手(32)に来季の契約を提示することなく(ノンテンダー)、FAになる見込みだと21日(日本時間22日)、複数の米メディアが伝えた。

 ガルシアは16年には巨人に在籍。

4試合で7打数無安打に終わり、シーズン途中で退団したが、亡命してメジャー球団との契約をつかんだ。18年にカージナルスで念願のメジャーデビュー。レンジャーズに移籍後、21年に31本塁打でブレイクを果たすと、23年には自己最多の39本塁打、107打点をマークし、ポストシーズンではア・リーグ優勝決定シリーズでMVPを獲得するなど主砲として球団初のワールドシリーズ制覇に貢献した。

 2度のオールスター出場経験もあるキューバ出身の大砲は、日本での生活について23年には「本当に感謝している」と話し、印象に残っている選手として「長野(久義)! 彼は本当に仲良くしてくれていい男だった」と明かしていた。

 しかし、今季は135試合で打率2割2分7厘、19本塁打、75打点。メジャー通算141発のガルシアは新天地で復活を目指すことになる。

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