◆プロレスリング・ノア「CROSS OVER 2025」(21日、仙台サンプラザホール)観衆832

 プロレスリング・ノアは21日、仙台サンプラザホールで「CROSS OVER 2025」を開催した。

 メインイベントでGHCヘビー級王者のYoshiki Inamuraが16分36秒、DIS CHARGEで清宮海斗を破り初防衛に成功した。

 試合中に「N―1」開幕戦となった9・8後楽園ホール大会の丸藤正道戦で左足のリスフラン靭帯(じんたい)を損傷し欠場中の「T2000X」OZAWAが登場。客席で試合を見守った。試合後にはInamuraが次期挑戦者を指名しようとした瞬間にマイクで自らが挑戦することを名乗り出た。

 バックステージで王者はOZAWAの挑戦に「ミーがオファーを出したかった相手ではないんですけど、ミスターOZAWAがああやってリングにジャンプインしてくれて、ミスアンダースタンド、勘違いだったとはいえ、ミーのこの気持ちを彼なりのオネスティ、正直な気持ちで受け取ってくれたんで、ミーはその気持ちにしっかりと応えたいと思う」と受諾した。

 続けて「その前にミスターOZAWA、しっかりと足のケガをパーフェクトに治してきてください。ミーとユーでフェア・アンド・スクエア、ピュアでストロングで、そしてNOAHらしいホットでクールなファイトをしましょう」とメッセージを送った。

 OZAWAは「いやあ、次の挑戦者にInamuraさんから直接ご指名いただきましたOZAWAです。あのう、思い返せばInamuraさんとは入門して以来、同じ寮で住んで、同じ釜の飯というか、ちゃんこというか、ご飯をいただいた仲なので。あとね、イギリスの遠征も一緒に行ったりね。本当に何だろう。先輩後輩の垣根を越えた、僕はもうダチだと思ってるから。マブダチだと思ってるぐらい、本当によくしていただいた仲のいい関係なんですよね。

そんなInamuraさんからご指名いただいて、本っ当に光栄です」と感謝し「先ほどですね、お医者さんとお話しした結果です。この大ケガした足の方も2026年1月1日にちょうどピッタリ治ることが決定いたしましたので、そこは皆さん、ご心配なさらず。2026年1月1日、楽しみに待っていてください。ごきげんよう」とメッセージを送った。

 大会後にノアは、両者の意向を受け来年1・1日本武道館でのGHC選手権を発表。OZAWAは、約5か月ぶりの復帰戦がいきなりタイトル戦となる。

【Yoshikiの話】「まず、アット・ファースト、最初に。ミスター清宮、本当に本当にサンキュー・ベリー・マッチ。このファイトをもってミーとミスター清宮のストーリーがフィニッシュしたなんて言わせない。これはブライトなフューチャー、新しいフューチャーのビギニングです。

ミスター清宮、あらためてサンキュー・ベリー・マッチ。そして、ミーがオファーを出したかった相手ではないんですけど、ミスターOZAWAがああやってリングにジャンプインしてくれて、ミスアンダースタンド、勘違いだったとはいえ、ミーのこの気持ちを彼なりのオネスティ、正直な気持ちで受け取ってくれたんで。

ミーはその気持ちにしっかりと答えたいと思う。その前にミスターOZAWA、しっかりと足のケガをパーフェクトに治してきてください。ミーとユーでフェア・アンド・スクエア、ピュアでストロングで、そしてNOAHらしいホットでクールなファイトをしましょう。サンキュー・ガイズ、バイバイ」

【清宮の話】「今日が始まりだから」

【OZAWAの話】「いやあ、次の挑戦者にInamuraさんから直接ご指名いただきましたOZAWAです。あのう、思い返せばInamuraさんとは入門して以来、同じ寮で住んで、同じ釜の飯というか、ちゃんこというか、ご飯をいただいた仲なので。あとね、イギリスの遠征も一緒に行ったりね。本当に何だろう。先輩後輩の垣根を越えた、僕はもうダチだと思ってるから。マブダチだと思ってるぐらい、本当によくしていただいた仲のいい関係なんですよね。そんなInamuraさんからご指名いただいて、本っ当に光栄です。先ほどですね、お医者さんとお話しした結果です。この大ケガした足の方も2026年1月1日にちょうどピッタリ治ることが決定いたしましたので、そこは皆さん、ご心配なさらず。

2026年1月1日、楽しみに待っていてください。ごきげんよう」

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