大阪・ABCテレビのニュース情報番組「教えて!ニュースライブ 正義のミカタ」(土曜・前9時30分)が「高市総理に立ちはだかる問題SP!!」として22日、放送された。

 番組は「持たず、つくらず、持ち込ませず」の「非核三原則」を堅持するかを巡り、高市首相が11日に「私から申し上げる段階ではない」と述べ、明言を避けた話題を取り上げた。

その上で、日本が核を保有する隣国に囲まれている状況について議論。お笑いタレント・ほんこんが以下のように主張した。

 「戦勝国の言い分だけ(の核拡散防止条約)でええんかというのと、あと(条約に加盟していない)インド、パキスタンというのもあるんですけど。日本がもっとリアルに、せやから、今さっき(番組で)ドゴール(フランスを核保有に導いた仏大統領)って言ってたのは(日本も同じ状況で)局面が変わってるやん」

 核拡散防止条約のあり方について異議を唱えた。

 「俺、核も怖いけど、通常兵器の方が怖いと思うねん。その方が戦争確率高まると思うねん。ほんでね。皆さん『核で犠牲になったら…』と言うけれども、東京大空襲のときに10万人近く民間人が亡くなってるんですよ。それに対してね、あんまりにも皆さん口を閉ざしてるやん。広島、長崎と何が違うねんて。兵器で殺されてるの一緒やねんでと。そこのことをもっと考えてやったら、通常兵器もなくして(少なくして)、核の方がにらみ合いが効くんやったら、そっちの方が(良い)って、個人的には思う」

 ウクライナの現状などを念頭に、核抑止力を否定すべきではないと主張した。

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