◆プロボクシング ▽WBO女子世界スーパーフライ級(52・1キロ以下)タイトルマッチ 王者・昼田瑞希―同級4位グロリア・ガジャルド(22日=日本時間23日、米カリフォルニア州ロングビーチ・サンダースタジオ)

 WBO女子世界スーパーフライ級タイトルマッチの前日計量が21日(日本時間22日)、米カリフォルニア州ロングビーチで行われ、王者・昼田瑞希(29)=三迫=が51・9キロ、挑戦者の同級4位グロリア・ガジャルド(31)=メキシコ=が52・1キロでクリアした。

 6度目の防衛に臨む昼田は、4戦連続での米カリフォルニア州での防衛戦で、米国では初のメインイベンターを務める。

所属ジムを通じ「必ず勝って日本に帰ります。ノックアウトで勝ちます! no pasa nada!((スペイン語で「どうってことないよ」の意味)」とコメントした。

 昼田は米専門誌「ザ・リング」(電子版)のインタビューで、今回の試合では同じ岡山県出身のドジャース・山本由伸投手のユニホームを着てリングインするプランを明かしている。

 昼田はアマチュアで29勝(13RSC)16敗の成績を残し、21年10月にプロデビュー。22年12月にプロ4戦目でWBO女子世界スーパーフライ級王座を獲得。今年に入って1月、5月、8月と米国で防衛を重ねてきた。5月の4度目の防衛戦では、日本女子としては初めてリング誌の認定王座も獲得している。

 戦績は昼田が9戦全勝(2KO)、ガジャルドが16勝(7KO)3敗3分け。

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