「空飛ぶクルマ」の開発・製造・販売を行う株式会社SkyDrive(本社・愛知県豊田市、代表取締役CEO・福澤知浩)はこのほど、アラブ首長国連邦(UAE)・アブダビ首長国の交通システム全般を統括・管理する政府組織「Integrated Transport Centre」(ITC)と、空飛ぶクルマ「SKYDRIVE(SkyDrive式SD―05型)」を交通手段として導入するための覚書を締結したと発表した。

 アブダビ首長国政府は、「空飛ぶクルマ」を未来のモビリティ戦略の核のひとつとして位置づけ、ITC主導のもと、インフラ整備や規制への対応、実現可能性調査等を行い、世界に先駆けて、商用運航を開始することを目指しているという。

今後、SkyDrive社とアブダビ首長国政府は、アブダビで現在、同社が開発中の空飛ぶクルマの社会実装を目指す。

 SkyDrive社は大阪・関西万博で空飛ぶクルマ「SKYDRIVE」のデモフライトを実施。国内では2028年頃のサービス開始を目指している。

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