松竹大型オーディションＧＰは北海道出身の中３・富居玲衣さん「この役は私だよねと言われるような唯一無二の女優に」
グランプリを獲得した富居玲衣さん 画像（1枚）

　松竹グループの大型オーディション「松竹　ＪＡＰＡＮ　ＧＰ　ＣＯＮＴＥＳＴ　２０２５」が２２日に都内で行われた。北海道出身の中学３年生・富居玲衣（とみい・れい、１４）さんがグランプリを獲得した。

　４年ぶりの開催となったオーディションには約８０００人が応募。１５人がこの日行われた最終審査に臨み、富居さんを含む６部門で８人が受賞した。

　名前が呼ばれた富居さんは、涙が止まらず。「本当に本当にうれしくて、これまで支えてきてくれた全ての人に感謝したいです。両親もこれまで、話し合いながらも真剣に考えてくれて本当に感謝しかないです」。喜びの瞬間を「名前を呼ばれた時は客席にいる親の方を見た。うれしい気持ちと感謝があった」と振り返った。

　芸能界に興味を持ったきっかけは、小学５、６年生の頃に「すごい仲のいい友達がファッションショーに出たいとなった時に、お母さんが勝手に『玲衣も出る』と返事してしまったこと」。それからデビューの夢を温め続け、今回のオーディションでトップに上り詰めた。

　「有名になれるということがすごいうれしい」と富居さん。受賞から３０分後には、松竹芸能に所属する「なすなかにし」（那須晃行、中西茂樹）と並び、興奮。松竹エンタテインメントに所属する女優・森口瑤子からは「興味があることをなんでもやっていたほうがいい」とのアドバイスを受けた。

中西からは早速「（オールスター感謝祭のミニマラソンに出場する）森脇健児さんに１００メートルのタイムだけ教えておいた方がいいと思う」とボケの洗礼を受けた。

　目指すはトップ女優。「誰かの記憶に残る、『この役は私だよね』と言われるような唯一無二の女優になりたい。（５年後は）レッドカーペットを笑顔で歩きたい！！」と意気込んだ。

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