◆第105回 天皇杯▽決勝 神戸1―3町田(22日・国立)

 決勝を視察した日本代表の森保一監督(57)が町田の初タイトルを受け、黒田剛監督(55)を称賛した。「高校サッカーからプロに戦うカテゴリーを変えてタイトルを取られた。

どの年代で監督をやるにしても大切な部分、サッカーの本質の部分は変わらないところをベースにチームマネジメントされて、素晴らしいタイトルを取られた」とたたえた。また自身が仙台での現役時代、青森山田の監督として交流があった黒田監督を、普段は「黒田先生って呼んでいます」とも明かした。

 さらに町田の藤田晋代表取締役兼社長&CEO(サイバーエージェント社長)についても「藤田さんが本当に、より強いクラブを目指し、投資もたくさんしてくださっていると思います。こういうクラブ、もちろん他にもたくさんあると思いますけど、力を入れてJリーグ、日本のチャンピオンになろう、世界に出ていこうという志を持っている方が支えてくれるクラブが結果を出すということは、日本のサッカー界にとってもすごくいいことかなと思います」と言及。投資が結果につながったサイクルが、さらなるサッカー界発展につながることを願っていた。

編集部おすすめ