演歌歌手の松前ひろ子が22日、東京・港区の東京プリンスホテルでディナーショー「愛につつまれて・いい夫婦の日」を開催した。

 今年で23回目を迎えるディナーショー。

弟子にあたる三山ひろしに加えて、事務所の後輩・小山雄大と来年1月にデビューする平山花羽(旧芸名・山口愛未)も参加し、集まった500人を前に全19曲を披露。ショーの最後は「愛につつまれて」を4人で歌唱し、締めくくった。

 毎年恒例となったディナーショーについて松前は「2001年の『あなたのみなと~いい夫婦~』を書いていただいた時に、主人(作曲家の故・中村典正さん)と2人で始めました。それから(コロナ禍をのぞき)23回続けていますが、三山君が助けてくれて、頑張ってきました。大変うれしく思っています」と笑顔を見せた。三山は「一年間で師匠が一番輝ける場所。師匠が楽しんで歌えるようなイベントになるように全力でサポートしたい」と意気込んだ。

 松前は三山との関係性について聞かれると、「関係…というより親子です。全てを気にしてサポートして、私のことも心配してくれて、素晴らしい青年だと思っている。その姿を見て後輩の子は育ってほしい」と褒めちぎった。今年が活動55周年で次の節目は60周年となるが、「60周年は夢であって、本当に一日一日、大切に歩いて行きたい」と謙遜。「三山君が私に書いてくれた楽曲が4月に発売になりますので、それをかなえたいと思っています。

明日は分かりませんけど、今を大切にやりたいです」とかみしめた。

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