フィギュアスケート グランプリ(GP)シリーズ第6戦 フィンランディア杯 最終日(22日、ヘルシンキ)

 ペアのフリーが行われ、ショートプログラム(SP)5位から出た長岡柚奈、森口澄士(すみただ、木下アカデミー)組は、125・59点、合計193・12点で4位だった。

 「ゆなすみ」は、序盤のサイドバイサイドの3連続ジャンプをこらえると、3回転トウループは着氷。

その後スロージャンプで乱れはあったが、武器の力強いリフトでは観衆を魅了。演技後は悔しそうな表情を浮かべる長岡に、森口が笑顔で寄り添った。

 GPシリーズ第4戦のNHK杯ではSP4位、フリー3位で合計4位だった「ゆなすみ」。GP初の表彰台とはならなかったが、26年ミラノ・コルティナ五輪シーズンで、12月の全日本選手権(東京)に向け確かな存在感を示した。

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