◆スペイン1部 13節 オサスナ1―3Rソシエダード(22日、エル・サダール)

 日本代表MF久保建英が所属するRソシエダードが逆転勝ちで今季初の敵地での勝利を飾った。

 前半42分にセットプレーから先制を許して0―1で前半を折り返したが、後半8分にブライス・メンデスが同点ゴールを決めると、同14分にはグエデスが左足シュートをゴール右に流し込んで勝ち越しに成功。

久保はチームが逆転した直後の後半15分からピッチに立ち、狭い局面で正確なパスを通して攻撃を潤滑に回す役割を果たす。

 チームは後半37分、ハーフラインの手前からドリブルでボールを運んでいたバレネチェアが、GKが前に出ているのを見逃さず、ハーフラインを超えたところからロングシュート。後方に下がりながらジャンプしたGKの左手をかすめて、約50メートルのロングシュートでゴールネットを揺らした。

 その後、相手に退場者が出て迎えた後半終了間際に久保が右サイドからボールを受けて一人かわしてゴール中央で左足シュートを放つもGKの正面だった。

 それでも、Rソシエダードはこのままリードを守り、これまで敵地では3分け3敗だったが7戦目で初勝利。リーグ5戦無敗(3勝2分け)で10位まで順位を上げた。

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