ドジャース大谷翔平投手の元通訳で、銀行詐欺などの罪で服役中の水原一平受刑者が資金を送っていた相手とされる違法賭博業者を巡り、米ネバダ州の規制当局は18日、ラスベガスの大手カジノ運営会社シーザーズ・エンターテインメントに対し、マネーロンダリング規制法の違反で約780万ドル(約12億2300万円)の罰金を科した。AP通信が22日(日本時間23日)に報じた。

 水原受刑者は大谷の口座から多額を詐取。これを、スポーツ賭博を違法に提供していたブックメーカー、マシュー・ボウヤー受刑者に資金を送金していたとされる。

 この件では、ボウヤー受刑者が2017年から24年にかけて同カジノで多額の賭けを行っていたにもかかわらず、カジノ側が資金の出所確認義務を怠っていたと認定された。

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