陸上女子やり投げで昨年のパリ五輪金メダリストの北口榛花(JAL)が23日、都内で行われたミズノのトークショーに登場した。

 東京2025世界陸上後、オフを挟んで11月から練習を再開した北口。

今季は右肘ケガの影響で、日本選手権欠場、世界陸上では予選敗退と苦しいシーズンを送った。ケガの現状について「良くなってるので、あとは自分の気持ち。怖さはやっぱりあるので機能的な部分が治って終わりではない。力がしっかり入るとか、そういった部分まで戻して行くのが今の時期かなと思います」と明かした。

 現在の練習状況については「いつも年を越さないとやりを持たないので、投げるのは2月とか、そのくらいになると思います。ボールを投げたりするのは、12月中旬とか、そのくらいからできればいいなと思っています」と語った。

 また来季、ケガから復帰後の出場具合については「どの大会に(照準を)合わせるとかは決めていなくて。復帰のシーズンになるので、1試合1試合がとても大事だと思っています」と言葉に力をこめた。9月から名古屋で開催されるアジア大会については「緊張感を持って臨みたい」と意気込んだ。

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