大相撲九州場所千秋楽(23日、福岡国際センター)

 西十両4枚目・朝乃山(高砂)が12勝目を挙げて再入幕を濃厚にした。対戦した東十両12枚目・北の若(八角)ののど輪で起こされたが、左上手をとって上手出し投げ。

6連勝で「目の前の一番に集中できた」と振り返った。来年初場所での再入幕を濃厚にし、「まだ決まっていない。上がれず筆頭だったら心を入れ替えてやるだけ」と足元をみつめた。

 今年は春場所に復帰。「立場的に十両や幕下で優勝しないといけなかった。物足りない」と話した。来年に向け「幕内でどこまで通じるか分からないが三役に戻りたい」と抱負を述べた。

編集部おすすめ