23日放送のテレビ朝日系「ビートたけしのTVタックル」(日曜・正午)に、日本維新の会の吉村洋文代表が出演。物価高対策についての議論で、現役世代への負担が増えている社会保険料についての考えを語った。

 吉村代表は、物価高対策について「僕は絶対、社会保険料だと思う。負担が大きすぎます。これから人口が減少して働き手が少なくなったら、改革をしなければまだ(負担率が)上がります。下げるべきだと思います」と指摘。

 応能負担(年齢を問わず経済力に応じて社会保険料などを負担する)について「能力のある方は申し訳ないですけど」とした。

 コメンテーターで出演の岸博幸・慶応大大学院教授が「これ、まじめにやろうと思ったら、マイナンバーを活用して銀行口座や証券を含め、全部ヒモ付けて把握してと。そこまでやる覚悟でいらっしゃるということですか」と問うと、「僕、それやった方がいいと思います。やった方が本当に支援が必要な人に支援できると思う。賛否あるのはわかるけど、やっていかないと社会保険料の負担が圧倒的に大きくなって、現役世代が一生懸命頑張っても手取りが増えない」と語った。

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