◆明治安田J2リーグ▽第37節 大宮1―2徳島(23日・NACK5スタジアム大宮)

 3位の大宮がホーム最終戦で5位の徳島と対戦した一戦は、前半アディショナルタイム4分頃に数分間中断した。

 直前に徳島FWバルセロスがタッチラインを割りそうなボールを全速力で追いかけ、その勢いのまま滑り込んで蹴ったボールが、観客席に飛び込み、そのボールが観客に直撃。

その後、スタンドが騒然していたことから、主審は試合を止めて、大宮のドクターがスタンドに入って対応。ボールが直撃した観客は会場スタッフに担架で運ばれる事態となった。

 スタンドは騒然となり、バルセロスはスタンドに向けて謝罪し、心配そうな表情を浮かべた。

 数分間中断した後、試合は再開。試合後にクラブからアナウンスがあり、脳しんとうの疑いで担架で運ばれた観客は、会場のドクターの診察を受けて問題はなく、後半から観戦を再開した。

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