“Play Smile~野球で未来に笑顔を”をスローガンにした「サンリオベースボールアカデミー」が24日、大分市の別大興産スタジアムで行われた。大分県内の26チームから355人の小学生が参加。

サンリオキャラクターとともに野球を心から楽しんだ。

 サンリオの企業理念「みんななかよく」のもと、野球を通じて子供たちの笑顔がもっとあふれてほしい、と開催されている野球教室。将来は世界へ羽ばたいてほしいとの思いから、世界を知るOBが講師を担った。

 2009年WBC優勝監督の原さんに、09、13、17年のWBC日本代表で大分出身の元横浜(現DeNA)・内川聖一さん、16年U23W杯優勝監督の元巨人・斎藤雅樹さん、元メッツ、ソフトバンクの五十嵐亮太さん、13年WBC代表の元ソフトバンク・摂津正さん、1984年ロサンゼルス五輪金の元ヤクルト・秦真司さん、88年ソウル五輪銀の元ヤクルト・笘篠賢治さん。元大洋(現DeNA)の久保文雄さんがコーチアドバイザリー、元日本ハムの杉谷拳士さんが実況リポーターとして指導の様子や子供たちの生の声を届けた。

 サンリオキャラクターのハローキティ、マイメロディ、クロミもグラウンドで応援。球場外でもチャリティー撮影会に臨むなどイベントを盛り上げた。選手もキャッチボールから元気いっぱい。守備、走塁、打撃練習まで笑顔でボールを追いかけた。

 「生まれ育った大分で野球教室ができて幸せでした」と内川さん。原さんは「ベストを尽くしなさい」という故・長嶋茂雄さんから授かった言葉を選手に贈った。使用しなくなった道具を回収し、JICA(国際協力機構)を通じて用具不足の国や地域に贈る活動も実施され、124点が集まった。

主催 報知新聞社

後援 外務省、独立行政法人国際協力機構(JICA)、大分県

特別協賛 株式会社サンリオ

協賛 興和株式会社、株式会社サンリオエンターテイメント

協力 大分県軟式野球連盟、杉乃井ホテル

企画運営 スポーツオフィス

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