片岡亀蔵さん訃報に歌舞伎界が悲しみに暮れる　市川門之助「アルバムがひきちぎられたような虚しさ」中村福助「信じられない…」
中村福助 画像（1枚）

　東京都足立区の菓子工場兼住宅で起きた火災により、歌舞伎俳優の片岡亀蔵（かたおか・かめぞう＝本名・片岡二郎）さんが死去したことを受け、歌舞伎界が悲しみに暮れている。

　１０代の頃から共演している市川門之助はブログで悲痛な思いを告白。

「学校の友達のような感覚で気づいたら、お互いの存在が当たり前のものとして、今日まで舞台に立ってきました。深い声で、目がぎょろっとしてちょっと強面だけど、優しくて映画好きの娘にも色々作品を勧めてくれる無類の映画好きでした。この喪失感は、ちょっとだけ世界が欠けたような大切なアルバムがひきちぎられたような虚しさです」と別れを惜しんだ。

　中村福助は自身のＸで「もう言葉がみつかりません。まだ信じられない…」とつづり、ショックを受けている様子。俳優の笹野高史は「なんてことだ、どうしてこんな、、、。片岡亀蔵さんよぉ、そんなあっけなくいかないでくれよー！」と呼びかけた。

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