24日放送のテレビ朝日系「報道ステーション」(月~金曜・後9時54分)では、大相撲九州場所で初優勝した関脇・安青錦(安治川)のスピード出世ぶりを報じた。

 大関昇進確実となった安青錦について、この日の番組では、大関昇進までの所要場所数がこれまで1位の琴欧洲の19場所を大きく更新する14場所。

初優勝時の年齢が貴花田の19歳5か月、北の湖の20歳8か月、白鵬の21歳2か月に次ぐ21歳8か月であることなどを次々、紹介。

 キャスターの大越健介氏は安青錦新大というしこ名について「安青錦というしこ名ですけど、師匠の安治川親方の現役時代のしこ名の安美錦から2文字を持ってきて、真ん中の青はウクライナの国旗の色で安青錦と命名されたということなんですが」と説明すると「下の新大という名前ですけど、日本に導いてくれた恩人の(関西大の)山中新大さんの名前を、そのままいただいているということなんですよね」と続けた。

 その上で「言ってみれば、この安青錦関のしこ名にすべてが、彼の今のすべてが反映されていて…」と話すと「日本語もしっかりしてますよね」と感心。

 「大相撲界は大の里、そして豊昇龍という2人の横綱が引っ張る形となっていますけれども、そこに遅れまいとするかのように、まさに一気に頭角を現した新星の安青錦。当面、目が離せそうにありません」と期待を寄せていた。

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