“邪道”大仁田厚が24日、山梨・甲斐市のKai・遊・パークで「Get The Glory プロジェクト~イジメヲ爆破セヨ~電流爆破☆~ぶちI GOT IT」に参戦した。

 同大会は、山梨県立農林高校の学生が農産物を販売し、地元キッズダンススクールの発表が行われるなど、シアタープロレス花鳥風月と、Chikakoダンススクールが共同主催する地元密着のイベントプロレスで、大仁田が続けている「なくそうイジメ!」の活動とも親和性がある。

 メインイベントで大仁田は櫻井匠と組んで斎藤拓海、ザ・シャークと電流爆破マッチで激突。試合は、有刺鉄線ボードなど凶器が投入されたバンクハウス形式で行われた。序盤から大仁田は有刺鉄線ボードに投げられ、斎藤から電流爆破バットをくらうなど、連戦の疲れか劣勢続きの展開。しかし櫻井のムーンサルトや大仁田のダブルアームスープレックスが決まり、10分44秒、大仁田が斎藤に電流爆破バットを叩き込み体固めで勝利した。

 大仁田はこの一戦で首に火傷(やけど)を負ったものの、試合後のリングでは「山梨はジャンボ鶴田さんの故郷です。また山梨に来れて、ありがとうございました!」と感謝。リングに上がったキッズダンススクールの生徒達と共に「ファイヤー」で大会を締めくくった。

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