高市内閣で経済安全保障相を務める参議院議員の小野田紀美氏が25日までに自身のX(旧ツイッター)を更新し、任命式で着用したドレスに対する中傷の声に反論した。

 小野田氏は10月21日に行われた任命式にシルバーのロングドレスで出席していた。

 ドレスの画像とともに「高市早苗の子分 マウント取れる服ってこのことだったのか」とつづった投稿に対し、小野田氏は「この呟(つぶや)きとそこに集まってるリプが私の服をディスっているのですが…何か悪いとしたらそれは私の着こなしが悪いだけで、服は全く悪くありません」と反応。

 「この正礼装は東京ソワールという日本のフォーマルウェアブランドのもので、宮中のドレスコードに対応できる正礼装を作られている数少ない日本のブランドです。宮中のドレスコードに合う服って本当に希少なので、過去の組閣の写真を見れば、私以外の方も多々同ブランドの同色のドレスも選ばれています」と説明した。

 「どのドレスも私には長さが足りない中で、その中で少しでも長い丈で合うものを、とお店の方が選んで下さったドレス。宮中のドレスコードに合う正礼装です」とし、「何も知らない方々が、小野田憎しで日本のブランドのスタンダードなフォーマルウェアをディスるのは、ブランドさんをはじめ、今までこのドレスを着てきた方にも失礼ですし、これから着る人にも失礼です。営業妨害ですよ」と指摘。

 「最後にもう一度はっきりさせときましょう。ドレスは全く悪くないので、小野田へのヘイトにドレスを巻き込むな。以上」とつづった。

 小野田氏は10月22日の投稿でも「任命式時の私の服が片山大臣が以前お召しになっていたものと同じでは?譲っていただいた?と聞かれるのですが、昨日着ていた服は以前着ていたこれと同じで自前のものです」と説明し、「以前宮中行事にでなくてはいけなくなった時にレンタルめちゃくちゃ探したんですが、ヒール履いて180cm近くなる私の背丈に合うドレスコード対応ロングドレスは一つも無かったんですよ」「なんとか探して買ったこのドレスも足首見えてて結構つんつるてんで悲しいのですが、本当にサイズがない…悲しい…」と明かしていた。

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