テレビ朝日は25日、東京・六本木の同局で定例社長会見を行い、「スーパー戦隊シリーズ」の終了に言及した。

 現在放送中の「ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー」をもってシリーズを終了するのを前に西新代表取締役社長は「長年支えてくれたことに感謝したい。

50年を一つの区切りにして従来の枠にとらわれない新たなヒーローを生み出したい。一つの区切りとして新しいブランドを構築できたら」と意図を説明。具体的な時期については「ずっと作品に関してスタッフで話し合ったと聞いている」と言及しなかった。

 来年から新たに放送する特撮ヒーローシリーズ「PROJECT R.E.D.」にも言及。1作目は1980年代放送の「宇宙刑事ギャバン」ビジュアルや宇宙を舞台にしたSF要素を引き継ぎつつ、最新の映像表現と演出方法を用いた「超宇宙刑事ギャバン インフィニティ」に決定している。西社長は「現在も根強いファンがいらっしゃるのと、海外でも熱狂的な支持がある。最新の映像手法をいれることで、海外を含めてポテンシャルがあるんじゃないか」と後番組に決めた理由を説明した。

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