横浜FMは25日、横須賀市内でホーム最終戦のC大阪戦(30日・日産スタジアム)向けて全体練習を行った。

 前節の京都戦で勝利し、2試合を残して残留を決めたが、同戦の来場者は現時点で今季最多の川崎戦の4万1221人を大きく上回る、4万7000人が見込まれており、苦しんだシーズンを勝利で締めくくることを多くの人が心待ちにしている。

 3週間期間が空いた中での一戦となるが、大島秀夫監督は「今までやってきた、みんなで一つになって戦って、ハードワークして、魂込めて戦ったというところは途切らせてはいけない。残留が決まったから終わりではなくて、最後の2試合までやりきるところを再確認した」と引き締める。

 クラブとしても「目指せ来場者5万人 #ALLFORTRICOLOREプロジェクト」を実施し、指揮官も前日24日には桜木町駅前で試合告知チラシ配布を行うなど、ホーム最終戦へのモチベーションは高い。ここ3試合は計10得点無失点で3連勝中。今季初の4連勝に向けて、大島監督も「その(残留争いをしていた)時のヒリヒリ、ピリピリした緊張感は、いい意味でなくなった。逆にギリギリの状況で自分たちを追い込んできたところまでの気持ちにならないような雰囲気になってしまうかもしれないが、プロとして残り2試合、あのような姿勢をピッチで見せることが最後僕たちがやるべきこと。何とかそういうところまで持っていけたら」と見据えた。

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