横浜FMは25日、横須賀市内でホーム最終戦のC大阪戦(30日・日産スタジアム)向けて全体練習を行った。

 前節の京都戦で勝利し、2試合を残して残留を決めたが、同戦の来場者は現時点で今季最多の川崎戦の4万1221人を大きく上回る、4万7000人見込み。

5万人を超えれば、公式戦では24年5月のACL決勝第1戦・アルアイン戦の5万3704人以来、親善試合では今夏のリバプール戦の6万7032人以来となる。

 現在3試合連続得点中のFW植中朝日は、アルアイン戦、リバプール戦でいずれも得点を決めており「(観客が)入れば入るほどうれしいし、選手としてもモチベーションが上がるので楽しみ。その2試合で決めているので、人が入れば決められるんじゃないかなと思います」と心待ちにした。

 チームもここ3試合は計10得点無失点で3連勝中。J1残留を既に決めたが、大観衆の中で今季初の4連勝に向けて「会場の雰囲気も変わりますし、一つひとつのプレーで盛り上がるのも選手としては気持ちがいい。相手のモチベーションも上がるので難しい試合になると思いますが、今日も(監督の)大島さんから、練習が始まる前に『隙を見せずに残り2試合いく』と言われたので、やることは変わらずに、たくさん人も入ってくれるので、チーム全員で勝ちにいきたい」と必勝を期した。

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