◆プレミアリーグ 第12節 マンチェスターU0―1エバートン(24日、オールド・トラフォード)

 マンチェスターU対エバートンの一戦で、エバートンの選手が味方に手をあげる暴力行為で一発退場となる“珍事”が起こった。

 0―0の状況で迎えた前半12分頃の場面だ。

マンチェスターUの攻撃を一度はしのいだかに見えたエバートンは自陣深くで、MFイドリッサ・ゲイエが近くにいたDFマイケル・キーンに右足アウトでパスを出そうとしたが、これがミスとなった。マンチェスターUのブルーノ・フェルナンデスに決定的なシュートを浴び、ゴール枠の上に外れたが、直後にプレーを巡り、ゲイエとキーンが激しい言い争いとなった。すると、ゲイエがキーンの頬に、左手で平手打ちを浴びせるまさかの事態に発展。味方GKがあわてて止めに入り、一時は騒然となった。

 36歳のセネガル人MFゲイエには主審からレッドカードが提示され、エバートンは残り時間を一人少ない状況で戦う緊急事態になった。だが、29分に数的不利のエバートンがデュースバリーホールの得点で先制。その後はマンチェスターUが攻勢を強めたが、GKピックフォードの好守もあり、エバートンが敵地で勝ち点3をつかんだ。

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