日本ハムの伊藤大海投手(28)が25日、来年3月のWBCに出場表明したドジャース・大谷との共闘を誓った。23年世界一のメンバーで、球団の先輩でもある大谷へ「日本にとってはすごくいいこと。

日本のために戦う姿勢は日本人選手として持ち続けておくべきところ」と敬意を表し「あれだけ活躍して疲労もある中で参加してもらえるのは、野球ファンの一人としてもうれしい」。スーパースターの心意気に感動した。

 本大会での選出も有力視される沢村賞右腕は、すでに来年3月27日のソフトバンク戦(みずほペイペイ)での開幕投手が内定している。WBC出場となれば、3月18日の決勝から中8日での超過密日程となるが、「選ばれるのであれば全力でいきたい」と大会連覇へ思いを新たにした。

 この日は都内で、伏見と最優秀バッテリー賞の表彰式に出席。伏見が用意した日本ハムカラーの水色ネクタイをそろって着用し「2人で約束していた賞だったのでうれしい」。来季、伏見は阪神へ移籍するが「できれば日本シリーズは阪神と戦いたい。そこまでたどり着けるように」。10年ぶりのリーグ優勝と、日本一を誓った。(川上 晴輝)

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