J1のG大阪は25日、3シーズンにわたって指揮を執ったダニエル・ポヤトス監督(47)が契約満了により、今季限りで退任すると発表した。

 スペイン出身の指揮官は、パナシナイコス(ギリシャ)などの監督を務め、21年に当時J1の徳島監督として、日本で初めて指導した。

23年から松田浩監督に代わってG大阪を率いた。初年度はJ1で16位と残留争いも味わったが、昨季は同4位に導き、1次リーグが開催中のアジア・チャンピオンズリーグ2の出場権を獲得。天皇杯でも準優勝と好成績を残した。今季はクラブ通算10冠目の期待が懸かったものの、リーグ戦は2試合を残して8位。天皇杯は3回戦敗退、ルヴァン杯も早期で敗退した。

 G大阪は、強化部門のトップにJ2札幌の前代表取締役ゼネラルマネジャー・三上大勝氏(54)を招へいする予定。新体制で15年度・天皇杯以来のタイトル獲得を目指す。

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