巨人・浅野翔吾外野手(21)が25日に都内の球団事務所で契約更改し、100万円減の年俸1700万円(金額は推定)でサインした。プロ3年目で初の減額に「野球人生で一番悔しかった年。

本当に来年、頑張りたい」と決意を新たにした。

 今季は6月に右手首の骨折で離脱した影響もあり、出場29試合で打率1割8分7厘、2本塁打、8打点は全て昨季の数字を下回った。試練の一年に「やっぱり結局、守れないと試合で使ってもらえないと感じた」と定位置奪回への課題を自己分析。今オフは打球判断、送球の安定性をテーマの一つに自主トレを行う予定だ。

 球団からは交渉の席で「このまま終わる選手じゃない」と期待の言葉をかけられた。「和真さんの代わりになるというのは100%無理ですけど、そこを少しでも埋められるように」。味わった悔しさは必ず、グラウンドで晴らす。

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