ドジャース大谷翔平投手(31)が25日(日本時間26日)、オンライン取材に応じ、日本人投手史上初となるサイ・ヤング賞への思いを口にした。

 大谷は「今年はリハビリが終わったという感覚のイメージかなと思う。

シーズン中もポストシーズンでもこれでリハビリが終わったという感覚。手術前の感覚に近いかと言われたら、まだなんじゃないかなと思うので、それ以上のパフォーマンスが出せるようにキャンプの時からやって行ければいいんじゃないかなと思いますし、その先にいろいろな賞があるんじゃないかなと思います」と話した。

 大谷は今季、23年9月に右肘、24年11月に左肩の手術を受けたことで3月に東京ドームで迎えた開幕は打者に専念して迎えたが、6月から投手にも復帰。投げては14登板で1勝1敗、防御率2・87、打っても自己最多を更新する55本塁打で102打点、打率2割8分2厘の成績を残し、3年連続4度目となるリーグMVPに輝いた。

 ドジャースもポストシーズンを勝ち抜いて、球団史上初となるワールドシリーズ2連覇を達成。初めて二刀流でポストシーズンを大谷はワールドシリーズで2試合に登板するなどポストシーズンでは4試合に登板して2勝1敗、防御率4・43で、打っても全17試合にフル出場し、8本塁打、14打点、打率2割6分5厘の活躍を見せ、ブルワーズとのナ・リーグ優勝決定シリーズではシリーズMVPにも輝いた。

 前日25日には、来年3月に行われる第6回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)出場も、自身のインスタグラムで「日本を代表して再びプレーできることを嬉(うれ)しく思います」と明かした。

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