今季巨人に所属したカイル・ケラー投手(32)が、12月1日にFAになる見込みであることを25日(日本時間26日)、米ニューヨーク・ポスト紙のジョン・ヘイマン記者が自身の「X」(旧ツイッター)で報じた。

 ヘイマン記者は「右腕のカイル・ケラーは直近4年間に日本で最も活躍したリリーバーの1人で、12月1日にFAとなる。

阪神、巨人の2球団で152回1/3を投げて防御率2・42、奪三振率10・5、被打率1割8分4厘、WHIP1・05で、2度(23、24年)もシーズン防御率1点台をマークした。MLB、NPBの両リーグにとって興味深い選択肢となる」と投稿した。

 ケラーは22年に阪神に入団。23年は27登板で防御率1・71をマーク。巨人に移籍した24年は自己最多52登板で2勝2敗1セーブ、20ホールド、防御率1・53でチームのリーグ優勝に貢献した。今季は45登板で1勝1敗6ホールド、防御率3・11。今季限りでの退団が濃厚となっており、すでに帰国している。NPB4年間通算で158試合に登板し、7勝5敗5セーブ、39ホールド、防御率2・42だった。

 ケラーは来日前の19~21年にマーリンズ、エンゼルス、パイレーツでメジャー通算44試合に登板している。

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