日本相撲協会は26日、大相撲初場所(来年1月11日初日・両国国技館)の番付編成会議と臨時理事会を開き、関脇・安青錦(安治川)の大関昇進を満場一致で決めた。協会の使者は理事の浅香山親方(元大関・魁皇)と大島親方(元関脇・旭天鵬)。

安青錦は午前9時18分に福岡・久留米市にある昇進伝達式の会場に姿を現した。口上は「大関の名に恥じぬようまたさらに上を目指して精進いたします」。

 ウクライナ出身初の大関が磨いてきた日本語は力強く、勇ましかった。初場所では2場所連続優勝と史上9人目の新大関優勝を狙う。

 ◇安青錦 新大(あおにしき・あらた)本名ヤブグシシン・ダニーロ。2004年3月23日、ウクライナ・ビンニツャ生まれ。21歳。7歳で相撲を始める。23年秋場所で初土俵。24年九州場所で新十両。しこ名は師匠(元関脇・安美錦)から安と錦をもらい、ウクライナの国旗と目の色から青をつけたのが由来。182センチ、140キロ。

得意は右四つ、寄り。

 

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