西武・平良海馬投手が26日、埼玉・所沢市の球団事務所で契約更改交渉に臨み、1億円増の3億円でサインした(金額は推定)。

 交渉後、会見に臨んだ平良は金額を問われ「1億アップの3億です」と言い切った。

抑えに戻った今季は54試合に登板して4勝2敗31セーブ8ホールドを記録し、最多セーブ投手賞を受賞。来季は自身の希望から2年ぶりに先発に転向するとあって「来年、先発なのかが重要なポイント。1年間頑張ってくれましたというところと、また来年先発で頑張ってくださいというところでした」と語った。

 かねてMLB移籍を目指す右腕。この日の交渉では、その話題がなかったというが「おそらくポスティングになると思うので球団の判断になると思います。早く行けたら行きたいですが、自分もしっかりライオンズに貢献して、ポスティングにOKが出るように結果を出して頑張っていきたい」と見通しを示した。

 来年3月のWBCではメンバー入りが有力視される。ドジャース大谷翔平が出場を表明したことに「野球選手としてうれしいことですし僕も望むことなので、出られるようにしっかり準備していきたいと思います」と抱負を口にした。来季の目標を問われると「サイ・ヤング賞を取れるくらいの投手になれるようにしっかり努力していきたい」と力強く誓った。

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