俳優・永瀬正敏が葛飾北斎を演じる映画「おーい、応為」(大森立嗣監督)が絶賛上映中だが、同じく“北斎の娘”を創作落語にして取り組む女流落語家の林家あんこ(39)が、永瀬との感激の初対面を自身のSNSで報告した。

 都内の上映会後に行われたアフタートークイベントを観覧後、関係者を通じてサプライズで実現。

大森立嗣監督、日本画家・松原亜実さんとも対面を果たし、直筆サイン入りの映画「おーい、応為」パンフレットを手にしながら「3度目の鑑賞でしたが、毎回異なる感動が」とも書き込み、12月12日(金)に東京・錦糸町のすみだトリフォニーホール小ホールで行う「第3回『北斎の娘』を聴く会」に向け、気持ちを高めた様子をつづった。

 葛飾応為に北斎という父がいたように、あんこ自身も二代・林家時蔵を父に持つ2世初の女性落語家で、林家一門期待の二ツ目。日本テレビ「笑点」のアシスタントとしてレギュラー出演する一方で、自作落語「北斎の娘」の「~聴く会」は年に一度だけ、約50分のノーカット版を披露する貴重な口演としてライフワークにしている。過去2回ともチケットは完売で、今回もすでに残席わずか。映画を見て聞いても、聞いてからもう一度見ても相乗効果が楽しめそうだ。

編集部おすすめ