日本相撲協会は26日、大相撲初場所(来年1月11日初日・両国国技館)の番付編成会議と臨時理事会を開き、関脇・安青錦(安治川)の大関昇進を満場一致で決めた。

 その後は使者として理事の浅香山親方(元大関・魁皇)と大島親方(元関脇・旭天鵬)を派遣し、福岡・久留米市にある安治川部屋宿舎で昇進伝達式を実施した。

新大関は師匠の安治川親方(元関脇・安美錦)の横で「大関の名に恥じぬよう、またさらに上を目指して精進いたします」と口上を述べた。

 伝達式を終えた安青錦は会見で「うれしい気持ちもあるが、これからまた頑張りたい気持ち。緊張もあって、今日も眠りが浅かった。しっかり(口上を)言えて良かった」と心境を語った。

 口上については「もう一つ上の番付があるので、そこを目指していきたい気持ちが強い。難しい言葉かシンプルな言葉なら、『シンプルな方が自分らしいんじゃないか』と親方と相談して、その言葉にした」と話した。

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