左肘痛のため故障班でシーズンを終えた巨人・井上温大投手が26日、ジャイアンツ球場で自主練習を行った。室内ブルペンに入り、座った捕手を相手にカーブ、フォーク、ツーシームなどを交えて42球。

「問題なく投げられている。気温などにもよりますが、次はもう一段階、球数を増やしつつ、強度も上げて投げられたらいいなと思います」と説明した。

 昨季8勝を挙げてブレイクするも今季は20登板で4勝8敗、防御率3・70。9月の登録抹消後は痛みの影響もあり、実戦の舞台に戻れなかった。来季開幕からのフル回転を目指し、巻き返しのための土台を築く今オフ。今年中に「球数で言えば70球くらい。変化球も交えてシーズン中と同じような出力」を目指していく。

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