オリックス・片山楽生投手が26日、大阪市此花区の選手寮で契約更改交渉に臨み、今季年俸800万円から倍増の1600万円でサインした(金額は推定)。

 白樺学園、NTT東日本を経て、昨秋のドラフト6位で入団した右腕。

今季は1年目ながら21試合に登板し、1勝0敗、防御率2・10と安定した成績を残した。「しっかり自分の状態を整えて、自分のボールが投げられた時はいい結果も出た。ちょっと連戦が続いて投げる日数が近くなった時に、フォームがズレて自分のボールが投げられなくなる日も多かった」と課題と収穫を口にした。

 来季に向け、12月は大阪・舞洲の球団施設、1月は古巣の社会人・NTT東日本で調整。「どこでも(投げる)ということは言っている。そのなかでロング(リリーフ)だったり、今年のような役割に満足はしていないので、もっともっとつかみ取っていきたい。自分のなかで(希望は)先発と言っているけど、任されたところで、と伝えている」と、2年目のフル回転を約束した。

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