阪神の富田蓮投手が26日、兵庫・西宮市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、今季年俸2800万円から300万ダウンの2500万円でサインした(金額は推定)。

 今季は自身初の開幕ローテ入りを果たし、4月5日の巨人戦で先発初勝利を挙げた。

しかし、以降は苦しみ9試合で1勝0敗、防御率3・09。「開幕2戦目を投げさせてもらって期待はしてもらっていたと思うんですけど、なかなか先発の役割を果たせずに。壁は高くて、気持ち的にも技術的にも劣っているなと感じた」と振り返った。

 来年1月は西武の隅田らと自主トレを行う予定。「優勝の輪に入れず悔しい思いをしたので、来年こそはそこの軸になって投げていけるように。(来年は)また違った姿を見せられるように頑張ります」と巻き返しを誓った。

編集部おすすめ