解散したグループ「TOKIO」の国分太一が26日、都内の司法記者クラブで会見した。

 国分が公の場に姿を現すのは、6月20日に日本テレビが国分のコンプライアンス違反を理由に同局系「ザ!鉄腕!DASH!!」(日曜・後7時)の降板を発表して以来初めて。

国分は「コンプライアンス上の問題行為」を理由に自身を降板させた同局の対応に瑕疵(かし)があったとして、10月23日に日弁連に人権救済を申し立てていた。

 国分はこの日の会見について元メンバーの城島茂松岡昌宏に話をしたかを問われ、「昨日『会見をやります』と伝えた。5か月間、私から公の場で語ることはなかったが『ザ!鉄腕!DASH!!』は継続していて、複雑な立場の中で仕事していたと思う。メンバーからは『今の思いを伝えてきてください』と温かい言葉をいただきました。時間が合うときには会って、これまでのこと、これからのこと、いろいろなことを話す時間をつくってもらっています。感謝しかありません」と、涙を浮かべながら話した。

 同番組は現在も放送中だが「正直、見れていません」。タレント活動の継続については「今は正直考えられない。対外的な説明とおわびをさせていただけていない他のテレビ局とスポンサーの皆様に説明責任をすることが必要。そのためにも、やはり(自身の騒動について)答え合わせをし、どこまで話をできるのかというライン決めを日テレと協議していきたい」と語った。

 騒動直後は芸能界引退が「もちろん、よぎりました」と明かした国分。ただ、「当初は引退も考えましたが、それだけではないアイデアをたくさんの方からいただいた。

今は活動休止という形をとっている」とした。

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