26日放送のTBS系報道番組「Nスタ」(月曜~金曜・午後3時49分)では、、解散したグループ「TOKIO」の国分太一が同日、「コンプライアンス上の問題行為」を理由にバラエティー番組から降板させた日本テレビの対応に瑕疵(かし)があったとして、10月23日に日弁連に人権救済を申し立てた件について、東京・霞が関の司法記者クラブで行われた記者会見について伝えた。

 コメンテーターで出演した元テレビ朝日アナウンサー、法務部長で弁護士の西脇亨輔氏は、国分から何度か発せられた「身動きがとれない」という言葉に注目。

「その思いというのはすべて主語が『自分』であるのではないかという側面もあって、関係者がいた場合に、関係者の思いとか、(弁護士として関わるケースでは)被害者の人に謝罪に行けるのかっていうと行けない事件の方が多かったりする。相手方への配慮がどれくらいあったのかというのは考えていかないといけない」と指摘した。

 また「答え合わせをしたい」という国分の訴えについても、「何のために行われるのか。それは自分自身のための納得のためなのか。答え合わせをすることによって、関係者のプライバシーに響いてこないのかとか、そういった疑問についても感じながら、でも国分さんの強い思いも伝わってきた」と語った。

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