J2の水戸が26日、「ファン・サポーターの皆さまへお願い」というタイトルで声明を発表。クラブを応援していると受け取られる内容をプロフィール等に掲載している個人のSNSアカウントにおいて、対戦相手クラブや選手、サポーター、パートナー企業、行政などに対して「侮辱的・攻撃的な発言や、リスペクトを欠いた投稿が見受けられます」と注意喚起を行った。

 クラブによると、選手側からもクラブやリーグ全体の価値を下げる恐れのある言動について「非常に残念な想いをしている」「やめてほしい」という声が上がっているという。

 クラブは「そのような発信は誤解や反感を招き、クラブとしても無視できない状況となっております。そういった行為をされる方は水戸ホーリーホックを応援し、ともに戦っていただいている方ではないと認識しておりますが、たとえ一部の行為であっても、『水戸ホーリーホックのファン・サポーターの声』として受け取られることが多く、クラブおよび選手・スタッフの印象にも影響を及ぼします」と現状に危機感を示し「Jリーグは、誹謗中傷や攻撃的な行為のない健全な応援環境づくりを推進しています。水戸ホーリーホックとしても、同様の価値観を大切にし、不適切な言動は決して許容いたしません」とつづった。

 クラブはSNS運営会社への通報、投稿削除依頼やブロック対応、顧問弁護士との協議による法的措置など、必要な手続きを随時進めていくという。

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