東京六大学野球の秋季リーグ戦で無傷の開幕10連勝を成し遂げ、2003年秋の早大以来、同校では1996年秋以来2度目の全勝優勝を達成した明大が26日、東京・神田駿河台から神保町へと優勝パレードを行うとともに、祝勝会を開き、約500人のファンが集った。

 戸塚俊美監督(61)や西武のドラフト1位・小島大河捕手(4年=東海大相模)、日本ハムのドラフト1位・大川慈英(じぇい)投手(4年=常総学院)、ロッテのドラフト2位・毛利海大投手(4年=福岡大大濠)らが笑顔で、沿道のファンの声援に応えた。

 祝勝会のトークショーでは、毛利がプロで対戦したい打者について聞かれ「いろいろ有名な選手がいるんですが、ぜひ小島大河と」と最強バッテリーを形成した正捕手の名を挙げると、場内は「オオ~ッ!」と、沸き上がった。

 これには小島も「パ・リーグには大川と毛利がいますので、初対戦は楽しみにしていただいて。自分はホームランを打ちたいなと思います」とニヤリ。場内の明大ファンに「明治大学はもちろん、埼玉西武ライオンズの応援もよろしくお願いします」と呼びかけ、大きな拍手を浴びていた。(加藤 弘士)

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