歌舞伎の人間国宝、坂東玉三郎が26日都内で「中国名菜 銀座アスター100周年記念イベント」に参加した。

 玉三郎は90年代に入って「歌舞伎座からも近く、しょっちゅう通っています。

お弁当をテイクアウトすることも。そのときの体調で食べたいものをいただいてきましたが、もうほとんど全て食べ尽くしました」と誇らしげ。「特別に何かを挙げるのは難しい」と言いつつ、「ギョーザとシュウマイ。本当においしいの。これまでの観念をこえるくらいに」と興奮ぎみに語る。

 イベント中には1992年、篠山紀信さんによって撮影された同店のPRで登場したときの懐かしい写真も紹介。「恥ずかしいわね」と照れくさそうにする場面も。100周年の節目として「不易流行」の文字を金色で揮毫(きごう)した。普遍的な中にも新しさを見いだすという意味で、松尾芭蕉の俳諧の理念を表す言葉としても知られる。

 玉三郎はこれからの銀座アスターに願うこととして、「銀座のここに入りづらさを覚えている人もいると思う。ギョーザだけを食べ来てもいいような、気軽に入って来られる場所になって欲しい」と話した。

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