中日からドラフト1位で指名された青学大・中西聖輝投手が27日、横浜市内のホテルで仮契約を結んだ。契約金1億円プラス出来高払い5000万円、年俸1600万円(金額は推定)。

「ここからがスタート。ますますやる気が湧いてきた」と背筋を伸ばした。

 最速152キロの直球だけでなく、フォークやカーブ、チェンジアップなど豊富な球種も魅力の即戦力右腕。19日に行われた明治神宮大会決勝の立命大戦では中2日の登板で、17奪三振、2安打完封勝利。チームの史上6度目の連覇に貢献した。4年の東都大学リーグ戦では春、秋リーグで計104イニング2/3を投げて、防御率1・03。春、秋と連続でMVPに輝いた。

 26日にはナゴヤ球場を訪れ、1学年上の高橋宏や金丸と対面を果たした。「明るい方ばかり。すでにプロでやられてる方の知識を聞ける状態になることが楽しみ」と胸を高鳴らせた右腕。「すばらしい投手陣に食らいついて、アピールしたい。投げる試合は必ず勝てるように」と意気込んだ。

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