お笑いコンビ「爆笑問題」の太田光と田中裕二が司会を務めるTBS系「サンデージャポン」(日曜・午前9時54分)が30日放送され、高市政権が打ち出した21兆円を超える経済対策について取り上げた。

 コメンテーターで出演の元衆院議員でタレントの杉村太蔵は高市政権の財政政策を担う片山さつき財務相とは小泉チルドレンとして2005年に政界入りした当選同期の間柄。

 過去に同番組で共演した際には杉村氏が「ちょっと話を聞いて欲しい」と隣に座った片山氏の左肩に触れた際、「触らないでください」とはらいのけるようなしぐさで不快感をあらわにした一幕もあった“天敵”のような存在だ。

 この日の番組でも片山氏の会見映像が流れ、田中に「太蔵くん、初当選同期の片山財務大臣はいかがですか?」と聞かれると「大臣就任からずっと記者会見を見てますけど、率直に言って20年前に会った時と比べると、まるで別人のように…。非常に改善されたんじゃないかと」と正直にポツリ。

 この一言にスタジオが爆笑に包まれると「失礼しました。マイルドになって良かったなと思います」と言い直した。

 ゲスト出演の平将明・元デジタル相が「太蔵さんが言ってましたけど、片山さん、すごく良くなりましたよね」と同調すると下を向いて苦笑し、手を左右に振った杉村氏。

 平氏が「初当選の頃は片山さんは太蔵さんと目も合わせてくれなかった。今はもう話を聞いてくれる」とたたみかけると、杉村氏は「当時はこの世の物とは思えなかったですからね」と本音を漏らしていた。

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