◆全日本大学アメリカンフットボール選手権▽準決勝 関学大52―7関大(30日・ヤンマースタジアム長居)

 関学大(関西1位)が関大(関西3位)を下し、決勝・甲子園ボウル(12月14日)へ2年ぶり58度目の出場を決めた。29日に立命大(関西2位)が早大(関東1位)を破って決勝進出を決めており、甲子園ボウルは初の関西決戦となる。

 関学大は第1クオーター(Q)、キッカー大西悠太(4年)=関西学院=のFGで3点先制。さらにDB永井慎太郎(3年)=佼成学園=がインターセプトから約50ヤードを独走しタッチダウン(TD)を奪った。続いてQB星野太吾(だいご、2年)=足立学園=がランで約50ヤードを走り切りTD。第1Qで17―0と流れをつかんだ。

 第2Qには、星野太のパスが通り、WR五十嵐太郎(4年)=関西学院=がTD。前半で24―0と主導権を握る。

 後半は第3Qに1TD、第4Qには3TDを追加。危なげなく勝ち進んだ。

 今季、関西学生1部リーグでの対戦では、関大にラストプレーで追いつかれて、17―17のドロー。関学大は全国の舞台での再戦で地力を見せつけた。

 関大は第4Qに1TDを返して意地を見せたが、及ばず。学生日本一となった2009年以来16年ぶり4度目の甲子園ボウル出場は、ならなかった。

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