アンジュルム新体制初のツアーで感涙「９人で第一歩を踏めて自信に」
日本武道館公演を行った「アンジュルム」の（前列左から）松本わかな、橋迫鈴、（後列同）平山遊季、伊勢鈴蘭、川名凜、長野桃羽、為永幸音、下井谷幸穂、後藤花 画像（1枚）

　アイドルグループ「アンジュルム」が３０日、東京・北の丸公園の日本武道館で秋ツアーのファイナルを迎えた。

　６月に前リーダーの上國料萌衣が卒業し、８月に新メンバーの長野桃羽が加入してから、新体制初のツアー。

初の武道館の景色をながめ、長野は「自分が立っていることが信じられない。星みたいです」とペンライトの海に感無量の様子だった。

　初心に返ってライブハウスを回るツアー。最終公演となった武道館のステージでは、最新アルバム「Ｋｅｅｐ　Ｙｏｕｒ　Ｓｍｉｌｅ！」の収録曲「ＦＡＳＴ　ＰＡＳＳ」やこの日初披露の「プリズンブレイカー」など２４曲を披露。息の合ったパフォーマンスで９５００人のファンを沸かせた。

　アンコールではメンバーが涙ぐむ一幕も。橋迫鈴は「過去の武道館公演で『自分の力で立てた実感がない』って話したことがあった。今回のライブハウスツアーを通して、ここに立てている感覚がすごくあった」と感無量。新リーダーの伊勢鈴蘭も「この時間をみんなで全力になれて、９人で第一歩を踏めたことで、今日という日が自信になった」と手応えを明かしていた。

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