日本ハムの五十幡亮汰外野手は3日、エスコン内で契約更改に臨み、アップ提示でサインした。

 5年目の今季はキャリアハイとなる118試合に出場し、打率2割3分2厘、1本塁打、自己最多でリーグ3位タイの25盗塁をマークし、三塁打10は両リーグトップの数字を記録した。

開幕スタメンにも名を連ね、1度も2軍降格はなく1年間1軍で完走した。「守備は自信がついた。シーズンの途中で、大げさに言えばバットを上から振っていたものを下から振るように変えた。ボスのアドバイスを通して成長できた」。シーズン中に新庄監督のアドバイスで打撃フォームを大きく改造したことが成長につながったと振り返った。

 来季からは同じ外野手で盗塁王4度の西川が加入。21年の1年目以来のチームメートとなる。「(当時は)少なからず自分から聞くのもちょっと難しかった部分もありますけど、学べたことはすごく多かったですし、遥輝さんから話しかけていただくこともあったので、また色々聞かせていただきたいと思ってますし、勉強できればなっていう風に思ってます」。5年が経過し、当時は聞けなかったことや成長の証しを見せる。「自分もやっぱ5年やってきて、これはこうだな、あれは違うんじゃないかなっていったところもあると思うので、そういったところも自分の意見を遥輝さんにお伝えして、遥輝さんはどう思ってるのかであったりとか、細かく聞けるかなっていう風に思うので、積極的にお話聞きたいと思いますね。遥輝さんは、選球眼もすごくいい選手なので、バッティングの面でも聞きたいですね」と再会を心待ちにした。

 年内をめどに札幌市内に新居を構え、7年目の来季を迎える。

「レギュラーを取りたい。課題はバッティング。調子が悪いなりの打席内容を課題としてやっていきたい。ファイターズで日本一をとることが特別。来シーズンこそ断トツで日本一をとれるように」と見据えた。

編集部おすすめ