巨人の中山礼都内野手が3日、都内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、1540万円増の3800万円でサインした(金額は推定)。

 5年目の今季はシーズン途中から外野に挑戦し、自己最多の103試合出場。

夏場以降、右翼の定位置をつかんだ。打率2割6分5厘、7本塁打、32打点をマーク。「今までと比べたら結果は出ましたけど、まだ物足りない。全ての数字を上げていきたい」と飛躍を誓った。

 今オフはさらなる肉体改造を見据えている。「筋肉量を上げて、打球速度も上げていきたら」。食事、トレーニング、バットの振り込みなどで「ゴリゴリでキャンプに向かいたい」と、スケールアップしたボディーに仕上げていくつもりだ。

 日本ハムからFAで松本剛が加入するなど、外野のレギュラー争いは激化している。「人は気にしてない。自分自身を高めるためにやっていきたい。開幕戦からしっかり貢献できるように頑張りたい」と意気込んだ。

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