聴覚障害があり「筆談ホステス」の著書で知られる元東京都議の斉藤里恵氏(41)が、銀座のクラブで働く姿をアップした。

 4日までに自身のインスタグラムを更新し「銀座の世界に戻って、まだ2か月弱。

それでも、政治への道のりを諦めずに進んでほしいと、温かく背中を押してくださる方々がいて、心に新しい灯りをともしていただいています」とエールに感謝。

 「そして、15年来の友人がすぐ近くのクラブにいて、私の話題になったとお客様が呼んでくださる瞬間もあり…15年ぶりの銀座でも、変わらぬ温かさで迎えていただけることに、感謝と、少しの誇らしさを覚えています」と当時の仲間たちにも支えられているという。「この街の煌(きら)めきが、私の中で息を吹き返しているようです」と情熱を明かした。

 友人と記念撮影した写真をアップ。斉藤氏は和装姿でニッコリとほほえんだ。フォロワーは「めちゃくちゃ綺麗」と美ぼうにほれぼれしていた。

 斉藤氏は1歳のときに髄膜炎により聴力を失った。2009年に出版した「筆談ホステス」はベストセラーに。現在はひとり娘を育てるシングルマザーでもあり、子育てと政治活動を両立している。今夏の参院選では自民党比例代表で出馬して落選していた。今年10月7日の投稿では銀座のクラブに入店したことを報告。「政治の道を完全に手放したわけではございません。

けれど今は、人と人とのつながりを、より身近な場所で丁寧に紡いでいきたいという想いが強くなり、再びこの銀座の地で働くことを決意いたしました」とカムバックの理由を説明した。

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