日本野球機構(NPB)は3日、今年で4回目を迎える「現役ドラフト」(9日開催)で、過去に1例しかない「2巡目」の指名を活性化させるための規定変更を発表した。

 これまでは1巡目終了後に、さらに指名意思がある球団が2巡目に参加していたが、新規定では指名意思がなくても自球団の選手の移籍だけを目的とした参加も可能と明文化。

また、指名をする場合も、自球団の選手も他球団に移籍して結果的に支配下選手数が変わらない場合のみ成立する「条件つき」での入札も可能とした。

 移籍市場の拡大を求めている日本プロ野球選手会の森事務局長は「2巡目は(望まれて)移籍するところがあるので、望ましいかと思う」と評価した。

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