歌手で俳優の中島健人(31)が、2026年ミラノ・コルティナ冬季五輪のチームジャパン公式応援ソングの歌唱アーティストに起用されたことが3日、分かった。楽曲タイトルなどは後日発表となる。

 チームジャパンは同大会へ向けて「ともに、一歩踏み出す勇気を。」をテーマに掲げている。日本オリンピック委員会(JOC)によると「全ての人がTEAM JAPANの一員であるという思いを一人でも多くの方に届ける存在として、幅広い世代から支持を集める」ことから、中島を抜てき。楽曲は、大会開催に合わせて放映されるテレビCMなどに使用される。

 中島は「オリンピックという言葉は、子供の頃から聞く機会が必ずあり、その度に会場から、テレビから、夢や希望が溢(あふ)れていたことを思い出します」とかねてアスリートの活躍に感銘を受けていたことを告白。同大会では、公式応援ソングを歌うことから「僕は選手の皆さまの情熱をさらに熱くし、最高のパフォーマンスで後押しできるような楽曲をお届けしたいです」と約束した。

 注目の楽曲は、来年1月18日開催の「ミラノ・コルティナ2026冬季オリンピックTEAM JAPAN壮行会」で、アスリートらを前に初パフォーマンス予定。「応援してくださる日本全国の皆さまの想いを音楽でも一つにし、僕自身も日本を代表する気持ちを持って歌いたいと思います。We’re TEAM JAPAN!!」と熱いメッセージを送った。

 〇…JOCが「日本選手団公式応援ソング」として楽曲を採用したのは、2000年のシドニー五輪が初めて。代表選手団の愛称が「TEAM JAPAN」となってからは、21年東京五輪でのゆずの「ゴールテープ」が最初。22年北京冬季五輪でも引き続き使われ、24年パリ五輪では、三浦大知(38)の「心拍音」が選手たちを鼓舞した。

編集部おすすめ